お勧め度:★★★★★(素晴らしい)
ネットでの映画評の余りの良さに友人と見に行きました。
(ゲド戦記と同じ日でした・・・)
エンドロールで席を立つ人が誰もいないというのも評判どおりで、それも納得できる作品です。
自分は「青春もの」はとても好きなので、評価も甘くなる傾向がありますが、それを差し引いてもこれは良かった。
久しぶりに映画で「もう一度観たい」と思わせてくれました。
ストーリー展開は笑いあり、(小さいけれども)サプライズあり、涙ありとツボはしっかりと抑えてあり、「青春もの」のキーワードである「将来」「希望」「悩み」「不安」「恋愛」「友情」といった言葉たちもストーリーの中に上手にまとめられています。
(主人公が主人公なので「不安」はなかったかな)
飛びぬけて印象的・感動的といったシーンは私には余りなかったのですが、
でもエンディングを観ているとその音楽と相まって後からジワジワとくるものがありました。
この作品の一番の魅力は、主人公である真琴の「走り、転げ、笑い、悩み、反省し、泣き、そして最後まで前向きに走り続ける」態度、この健康的な強さにあるのではないかと思います。
一つだけ個人的な要望を挙げさせて頂ければ、エンディングは「後日談」形式の方がよかったかなぁと思います。
真琴が将来に向けて取り組み始めた日常を描いてくれた方がより感動できたかと。
主人公の将来を暗示させて後日談は、その後を想像させてくれてとても好きなのです。
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一週間ほど前、友人に連れられて、映画「時をかける少女」と「ゲド戦記」とを見に行った。[推敲度 4/10] 「ゲド戦記」は宮崎駿・高畑勲作品を数々作り出してきたスタジオジブリの作品。今回の監督は宮崎駿監督の息子・宮崎吾朗氏。 彼はこの作品が初監督の作品だが、ジ
というかお願い、mixiのプロフィールの欄ににこのブログのRSSを登録して(^^;)。そうすると気がつきやすいし、いちいち更新されているか確認しに来る必要もないので。
本題ですがまた私がハマれそうな作品を教えて貰っちゃいましたね。いつも感謝してます。
でもなんだか教えて貰ったあと、結局私の方がハマったり、完全にコアなファンになったりする場合が多いよーなー...
ちなみにもう片方の記事の方、宮崎氏の名前の漢字が間違ってる?
それと余計なお世話ですが、ブログのタイトルは検索時にちょっと注目を浴びやすいようにセンセーショナル的に書くのがいいかもしれません。